適当に。
苦しむにも人柄が出る
誰かが言う
その言葉が胸に刻まれる
人生のいろいろ
涙や微笑み
誰のせいでもなく
ましてや自分のせいでもない
苦しみで苦しまぬよう
淡々と穏やかに
道を行く
後悔。
その想い
振り切れとばかりに
風が吹く
この身を粉にして
風に舞う
涙流して傷ついて
満たされずとも
自分を失うことはなく
風がやんだら
晴れ渡る
お転婆。
器にすぎない身体のなかで
いくつになっても
こどものままの心を抱え
年をとる度
しっくりこなくて疎外感
衰え感じる身体を抱え
それでも
きらり輝きたくて
かっくいいを目指したい
心は幼子のそのままで
一粒。
葉っぱや枝を賑やかす
誘い出すのは風の精
心に模様描き
さざ波たてるものたち
I'm nothing.
小さな小さな粒になり
風に揺れ舞いながら
空たかく
遥か遠く
無へ向かう
流れる。
この世の果て
命尽きる時
我なに思う
頭を過る
その思い
この先に
なにが待ち受けるか
わからずも
今はただ
波に乗る
海の香りなどしない
波に乗る
瞬く間に消える
閃きつかみ
ふわふわと
世間。
いつも誰かと
笑って過ごす日常に
言いたいことがあっても
見なかったことにして
何も言わないそんな現実も
私は私の
そのままでいいのに
批判されても
言い返せずに
済ます日々も
人と比べられ誉められても
嬉しくはなく
自ら、人と比べ
訳もなく卑下する
心のバランス崩れ戸惑う時も
まあまあうまくやれてる